2009年1月 2日

原点のひとつ

帰省するたびに、藤子不二雄「まんが道」を読み返しています。中でも、原稿を落としまくって、全てが終ってしまうくだりは、何度読んでもいたたまれないものがあります。しかしながら、今回読み直した時は、そのシーンそのものよりも、その後のテラさんの「今まんがをやめたら...あといったいなにがあるんだ!?」の叫びが心に来ました。「あといったいなにがあるんだ!?」「なにがあるんだ!?」...ズーン!ううっ。




今思えば、藤子不二雄ランドが「藤子不二雄全集」に1番近いものだったんだよなあ。「ランドって名前やセル画付きってところが幼稚くさい」と馬鹿にして買わなかった当時の自分に教えてやりたい。21世紀の現在、藤子不二雄全集が出る可能性が限りなくゼロなことを。

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