2003年6月 9日

ファイラ降臨!

PC9801エミュレタでFD動かしてると、これでザウルスのファイル管理できたらなあ…と思います。(贅沢言うとX68000のmintがいいのだけど。)
もちろん、linuxにもFDと同等以上機能を持つFDcloneがあるのは知ってます。ザウルス用のバイナリも作成してくれてる方がいまして、実際、僕もすでに入れてます。でも、80桁無いと起動できなくて、結構小さいフォントで使わねばならず、目に厳しいのです。

しかし先日のこと、FDclone本家自体が最近ザウルスを意識してくれた修正を入れてくれていて、桁数少なめでも起動できるようになっているとの情報を目にしました!そんときはだれかコンパイルしてくれないかなー、ぐらいしか思って無かったのですが、PC9801のFDを見てしまうと、もう待てなくなりましたよ。そこに宝があるわけですから、誰かが取ってくれるのを待つ、なんてことしないですよね。
ちゃっちゃとPCにcygwinでarmクロスコンパイル環境を作ってコンパイル。ところどころ詰まったけども、わりと楽々です。こんな風にできるのか…。ドキドキしながらザウルスに持っていって実行。

動いたー!
えーっと、文字化けがありますね。実行ファイル内のコンスタント文字列がSJISになってる様子。EUCでコンパイルするように修正してやると…。

バッチリジャ!
これはすごくいいですので、環境を完全にFDclone中心にしてしまおうと思います。こっからエディタとしてZEditorやyEditが起動できるかな?

でね、何がすごいって、ディレクトリごとに文字コード指定ができて、これを使うとsambaの向こうのファイル名文字コードを変換して扱えるんですよ。PCの日本語ファイル名もコワクなーい!革命!これは革命と呼んでよいでしょう!
表示してるのはネットワークの向こう、PCのドライブですぞ。

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